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ケロちゃん人形を作ろう
劇人形ケロちゃんを持つ人

 飾り物としての人形ではなく,演技をするための人形=劇人形の「ケロちゃん」は,1987年に,藤森 知子が考案した人形です。紙で作れて,口がパクパク動きます。首が布でできているので,頭をかたむけたり,うなずくこともできます。
(考案に際して,星野 毅 著 『人形劇遊び』 一声社 を参考にしました。)

1.糸と針は使わない。(小学生にもつくれます。)
2.表情が大きい。
3.美しい。
4.多彩な演技が出来る。

…という特徴を持っています。

 なお,この人形に関する記事が,月刊『たのしい授業』(仮説社 刊 1987年1月号 bS7)と『ものづくりハンドブックU』(1990年 bW6 仮説社刊)に掲載されています。


型紙はこちら 作り方はこちら


■ ケロちゃん人形を操作しながら,人形劇の楽しさと,演技の基礎に入門することができる本『ケロちゃん人形 劇遊びの授業』(復刻版,全72ページ)もあります。
 この本は授業などでお子さんたちがケロちゃんを作った後,人形の動かし方の練習書としてお使いいただけます。
 現在は、PDF形式で、このページからダウンロードいただくことができます。
 上の『ケロちゃん人形・劇遊びの授業』をクリックしてダウンロードなさってください。
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■ この本はまた、短大の講義にもお使いいただくことがあるというご報告をいただきました。

★★ 松野 修さん(愛知:大学非常勤講師)は…★★
……岡崎女子短期大学の保育原理の講義に使ってくださったそうです。

★★ 西村寿雄さん(大阪:大学非常勤講師)は…★★
……大阪薫英女子短期大学児童教育学科の,「生活科教育法」という講義でご利用くださったそうです。
 教育学などを目指していらっしゃる学生さんがケロちゃんを作ってくださることは,予想していませんでしたので,とってもびっくりしました。そのような使用法もあるのかと教えていただきました。
 また,お送りいただいた,学生さんからの感想文を読ませていただきますと,若いみなさんのアツーイ情熱がいっぱいで,胸がじーんとします。とってもベんきょうになります。(オトナの方の感想文は文字がいっぱい。意味深ーい言葉にドキドキしてしまいます! )
 このような場でなんですが,あらためて,松野さんと西村さんに,お礼を申し上げます。
■ 松野 修さんの講義の詳細はこちらをごらんください。
 月刊『たのしい授業』 (仮説社刊:2000年3月号bQ22,定価590円)に,「保育原理でケロちゃん人形●しつけとおしつけ」 というタイトルの記事で掲載されています。
■ 西村 寿雄さんのホームページはこちらです。
 科学のおはなしがいっぱいです。

ケロちゃん人形でごあいさつ

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■ 月刊『たのしい授業』(仮説社刊2009年4月号bR49,定価740円)にも、徳島大学の小野健司先生が、教育原論でケロちゃん人形の授業をして、学生さんから「一番たのしかった授業」だと言われた感想が紹介されています。小野健司先生の記事は連載の第1回なので、今後の記事も楽しみです。

■ 大阪の中学校の先生、浦木久仁子さんは、折り染めの紙でケロちゃん人形を作ることを考案されました。折り染めの紙にラミネートして、人形を作るのです。月刊『たのしい授業』(仮説社刊:2009年9月号bR55,定価740円)に、浦木さんの実践の一部が紹介されています。



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